環境省は5月30日、訪日外国人観光客の誘致を地域経済の持続可能な発展につなげることを目的に、「国立公園等の自然を活用した滞在型観光コンテンツ創出事業」の公募を開始した。地域が一体となって自然体験活動を促進するための計画作成に係る経費の一部を支援する。公募の締め切りは6月29日。
滞在型観光コンテンツ創出事業では国立公園、国定公園で、地域のテーマやストーリーを踏まえた滞在型観光コンテンツづくりを目指す。自治体や観光協会、ガイド事業者などで構成する協議会による自然公園法に基づく自然体験活動促進計画の策定、またはそれにつながる計画の作成を国費で支援する。
都道府県、市町村、団体、地域協議会などが応募できる。
補助率は、自治体が自然公園法に基づく自然体験活動促進計画を策定する場合は3分の2以内、それ以外の場合は2分の1以内。
環境省のホームページに公募要領などが掲載されている。